都と国のチキンレースどっちがブレーキを踏むか
- 2020.11.27
この場に及んでもまだ、東京都のgo toトラベル中止が決まらない。今日570人の感染者が出た東京で、まだまだ行けるという事なのでしょうか。1000人までは許容値なのか。何人になるまで我慢出来るか、都と国が我慢比べをしているよう。
地球と共に生きる時代のニュースと感想
この場に及んでもまだ、東京都のgo toトラベル中止が決まらない。今日570人の感染者が出た東京で、まだまだ行けるという事なのでしょうか。1000人までは許容値なのか。何人になるまで我慢出来るか、都と国が我慢比べをしているよう。
どうして東京都だけ独自の基準が許されているのか判りませんが東京都の重症者数は250人です。 東京都新型ウイルス感染症モニタリング会議資料 これは上記の (第21回)東京都新型ウイルス感染症モニタリング会議資料(令和2年11月26日)
新感染症が次のステージに入ろうとしています。明日はいよいよ600人を超えるかもしれません。中でも注目すべきは検査数でいよいよ1万人に迫ろうとしています。
トランプ登場以前の日本は存在感がなくなり、米中同士が最大の貿易相手国になり、日本パッシングと言われる程、国際的重要度が低下していた。
これ日本の医療が余りにも効率が悪いのか、余りにも手厚い看護なのかということです。米国でも既に医療崩壊が起きている所もあるようてすが、それでも日本より何十倍もの感染者を出しています。
これだと結局は東京の隠れた感染者を地方に飛ばす流れは変わらないと思います。東京の感染者をまず抑える事を最優先にしたと言う事でしょうか。 都が時短要請 28日から20日間 2020年11月25日
菅首相が移動では感染はしない、と言ったそうですが、それをコンセンサスとして政策を決定しているとしたら非常に不味い事態です。新感染症は移動で感染します、移動で拡大します。移動以外では感染しません、移動以外では拡大もしません。だから究極の感染対策はロックダウンなのです。 Gotoで「経済回さねば」 菅首相、継続に理解求める(朝日新聞デジタル)
どうやらトランプが戦略を転換したようです。これは4年後の大統領選を視野にしているという見方がもっぱらです。とうとう周りの批判に堪えられなくなり、4年後を見据えた動きに舵を切ったのでしょうか。
go toトラベルの東京発着問題も決まらない中、今週の新規感染者数が政局に影響を与えるかも知れない。連休も絡んで数字が変則的になっているが連日過去最多を更新しており、このまま行くと先週の539を上回るのは確実の情勢です。
どうやら海外旅行者はいち早く新感染症のワクチン接種を強いられる事になりそうだ。それは航空会社に飛行機の搭乗にワクチン接種を義務付ける所が出てきた為、各社同じ様になる可能性が高い。
go toトラベルの本願である東京はどうなる。go toトラベルは東京都が含まれるまでは失敗だと見られていた。大した効果がなく、感染リスクだけ高くなり、一番の被害者は沖縄だった。
日本は前の戦争で深く反省した筈なのに、図らずしも感染禍で何も反省してない事が露呈してしまった。まず科学的事柄を重要視せず、背に腹で物事を決めてしまう。今回のgo toトラベルはその絶好の好例となった。
元々、菅総理が官房長官時代から推進してきたgo toトラベルなので余計これが国是のように映ってしまった面も否めない。また国民の行動として割引が有るものを使わない手はないという心理が働くので使わないという選択肢が限られると思う。また予算が限られているというのも今しか使えないという動機を生じ利用に加熱が生じていたのではないか。
新感染症は連続的な症状段階が有るのではないかと疑われます。新感染症では無症状者、軽症者、中等症者、重症者と様々な段階がありますが、どうしてそうなるかは余り知られていません。仮説の一つにウイルスの暴露量によっても症状に差が出ると考えられます。