日本は思っているより優秀なワクチン対策かも
- 2021.06.02
西欧から日本はワクチンが遅いと批判されるが、英国、EU、米国などは世界の事など省みないで我先にとワクチンを奪った結果なので自慢できること等何もない。もちろん生き残るための生存戦略として正しいだろうが、国連も機能しない自国主義が露わになっただけの話である。
地球と共に生きる時代のニュースと感想
西欧から日本はワクチンが遅いと批判されるが、英国、EU、米国などは世界の事など省みないで我先にとワクチンを奪った結果なので自慢できること等何もない。もちろん生き残るための生存戦略として正しいだろうが、国連も機能しない自国主義が露わになっただけの話である。
オリンピック開催のIOCと日本政府の虚々実々の発信が続いている。しかしIOCと日本政府が争っているのではなく、IOCと日本政府が一緒になって国内世論や世界のメディアと戦っている感じです。もう中止判断の時期は過ぎた、もう飛行機は飛び立ち降りるチャンスは無いと言いたいようだ。しかし飛び立った飛行機はいつでも緊急着陸が出来る事も分からないようだ。
65歳以上のワクチンの接種が加速化している。国が東京と大阪に設置した大規模接種会場だけでなく都道府県でも独自の大規模接種会場の設置が進んでいる。初めはワクチンに積極的な人が集中して殺到して混乱が起きているが、やがて予約は落ち着いて行くでしょう。
日本でも高齢者を中心にワクチン接種が進んでいますが、早く孫に会いたいとか、マスクを外したいとかいう切実な願いが多いです。しかしワクチンを打っても以前と全く同じ世界が戻って来ると考えるのは短絡かもしれません。ワクチンの効果期間や追加接種の必要性などが想定され始めているからです。
新感染症後の片鱗が少しずつ見えてきて、ワクチン接種が進んだイスラエル、英国、米国、フランスなどで再開に向けて動き出しています。人々は長い制限にしびれを切らし外食や集会を楽しみにしているようです。これを見るとワクチンが普及すれば飲食店や旅行などが一斉ブームになるのではないかと思います。
ワクチン予約が殺到していてネットや電話がパンクしているというニュースが流れる。今は対象者が65歳以上という事で死亡率がもっとも高い年代なので死の恐怖から逃れたい人々で予約が殺到しているのだろう。また早く前の様に日常生活を取り戻したいという人も多くいるかもしれない。
オリンピックが評判が悪いのはIOCによる二重構造があるからだ。東京オリンピックと言っても本当の主催者は東京でもなく日本でもなくIOCである。結局決定権はIOCが握っているので東京や日本では自由に開催規定を変えられないのである。新感染禍だからと言って思い切った政策を打ち出せないのもIOCにお伺いを立てないと何も出来ないからである。
世界のスポーツは割と回復してきている感じです。単独のスポーツは順調に行われているようです。世界のスポーツはどんどん専門化してきており、総合的にまとめて行われる祭典的なものは必要無くなっている気もします。つまりスポーツ単体でも十分商業化が成り立ちペイできる状況です。そんな中、新感染症禍でより厳しい新感染症対策が求められるオリンピックの存在価値が問われています。
この感染状況でオリンピックをやるなんてもはや不可能。とくにインドは状態が酷くオリンピックの参加なんて夢物語の惨状。この状態を放置して通常通りオリンピックを開くなんて、もはや犯罪です。
大阪、兵庫を中心に感染が急速に広まり、東京でもジワジワと広がっている変異株で緊急事態宣言が迫られる中、政府の対応の遅さが注視されている。大阪ではマンボウが2週間経っても効果が現れず連日過去最多を更新している。東京でもジワジワ感染者が増え、茹でガエル状態で危機感がマヒしてきている。
緊急事態宣言延長が正式に決定された。これにより、飲食店の夜8時までの時短要請は続き、更なる負担が増すことになる。これは支援金も継続で財政負担も圧迫する事になるだろう。
これは国単位の結果なので一概には言えませんが、世界肥満学会(WOF)の報告です。正確には、成人の半分以上の人が太り過ぎの国はそうでない国に比べ、新感染症による死亡率が10倍以上に上るという事です。 EU、ロシア製ワクチンを逐次審査-6月供給開始も – Bloomberg
新感染症が武漢より前に世界で見つかっている事により、初めは感染力が余り強くなかったウイルスが変異株により突然、感染力が強まって武漢で爆発的に広まったとも考えられます。
あの人が辞任になった背景にはこういう方向に持って行きたかった意思が存在していたのかもしれない。もちろん首都圏の緊急事態宣言延長とかも関係しているが、世論との関連でも、これが許容されたギリギリの範囲と読んだのかもしれません。