新感染症はどう終わるのか
- 2021.09.08
ワクチンを二度打ってもデルタ株の前では歯が立たないようです。日本では重症化はまだ防げてますが、先に始めたイスラエルでは高齢者を中心に重症化と死者が増加しています。日本でも数か月後には同じ景色を見る事になるかもしれません。
地球と共に生きる時代のニュースと感想
ワクチンを二度打ってもデルタ株の前では歯が立たないようです。日本では重症化はまだ防げてますが、先に始めたイスラエルでは高齢者を中心に重症化と死者が増加しています。日本でも数か月後には同じ景色を見る事になるかもしれません。
ワクチンが普及しても再感染がデルタ株によって現実になったのこれまでの様なワクチンで新感染症終了は不可能になりました。イスラエルは3回目のワクチンを進めていますが半年後に4回目になることも予想されます。やはり効果的な治療薬が普及しないとこの新感染症禍を終わらせる事はできません。
変異株でワクチンでも再感染が明らかになって、今までの様な安心はできなくなって来た。しかし重症化や死亡は抑えられているとしていたが、ここに来てそれも心もとなくなってきているようです。これは新感染症との戦いがまだまだ終わらない事を意味しています。
ネタ切れなのでこのお題で書いてみよう。この危機に対して最も冴えたやり方とは何か。経済に出来るだけダメージを与えず感染対策する方法とは。感染対策は例えばコストを考えなければ宇宙服を着てしまえば完璧だろう。全く外界との接触を回避できる宇宙服なら自由に出歩く事は可能。しかし余りにもコストが掛かるし動きも制限されて不便ではある。
パラレルワールドと言えばオリンピックで東京の現状とIOCの認識が大きく違っている事によりオリンピック会場は別世界の出来事の様だと揶揄された言葉ですが、オリンピック後の東京でもパラレルワールドの世界が進行しているようです。
外野は勝手な事を大胆な政策をぶち上げるが、この期に及んでそれ程大きな変更が出来る訳がない。まずは目の前の問題を地道に取り除いていくしかない。
尾身会長が渾身の力で感染状況の記者会見を行って5割削減を求めるも、政府や東京都は具体的な新たな政策を打ち出す事はありません。東京都はデパ地下に何らかの要請を行う事はないと明言しています。
例えて言えば原発で放射能漏れが広範囲に起きているのに漏れは少ないと思っている感じだろうか。専門家会議では災害時レベルと警告していますが、国の反応は鈍く国会も開かれる動きもない。
新感染症は変異株の猛威で単にワクチン接種が進めば終焉するという楽観論は消し飛びました。欧米では3回目のブースターワクチンも開始されようとする中、今後の展開を検討してみましょう。
今も猛威を奮う感染症ですが、この名称は失敗だったのではとこの頃思い始めています。同じウイルスだから安易に太陽関連の名前を付けてしまったのが、風邪とかいう風評を広めてしまった可能性があります。
SNSデマ拡散と言えば真っ先にトランプ前大統領がまだ思い浮かぶだろう。Twitterでは厳しく制限されたのもたった一人のアカウントだからというのもあったろう。では不特定多数のデマはどう防ぐ。それでもこの発言は疑強い情報ですタグを付けるのは可能だろう。
これは先日の中等症は自宅療養が猛批判を浴びて中等症は原則入院に変更を迫られた事態を指す。現状はというと、既に救急患者が入院できない事態に陥っている。こうならない為にベッドを開ける為に入院は重症患者に限るという方針を打ち立てたのだが、意図が伝わらず最悪の結果を招いてしまっている。
オリンピックも終わり、バッハ会長も銀ぶらを楽しんで、後は野と成れ山と成れで、満足して帰っていったようです。ご機嫌を損ねず帰らせた事は日本オリンピック委員会としては是々非々であったかもしれませんが、制限を守って帰って行った選手にも、制限を守っている日本人にも許せるものではありません。
オリンピックも終わり、小池都知事がロックダウンします、と言い出すと思ったら何も動きがない。それどころか、この感染爆発とも言える状況でデパートへの休業要請もしないという放置プレイです。一体どうしてしまったのか?