4ヶ月毎に感染流行する新感染症、次は4月が要注意
- 2020.12.04
これまでの新感染症の流行状況を見てみると4ヶ月毎に流行を繰り返しています。これは感染対策のタイミングにもよると思いますが、ここまで定期的なのが興味深い。
地球と共に生きる時代のニュースと感想
これまでの新感染症の流行状況を見てみると4ヶ月毎に流行を繰り返しています。これは感染対策のタイミングにもよると思いますが、ここまで定期的なのが興味深い。
今回ファイザーとモデルナが開発したワクチンはmRNAワクチンという今までと全く違った新しい手法で作られています。これまでは現物のウイルスを弱めたり不活性化したウイルスから作られましたが、今回は遺伝子から合成されたもので人間が一から化学合成したmRNAを体に入れます。
渡航禁止が続いているのにこの第3波の世界的流行はなぜ起こるのか不思議です。よく見ると起こってない所もあります。やはり南半球は少しサイクルが違うのかなとも思えるし、オーストラリアやニュージーランドは感染対策が厳しいからという見方も出来ます。
イギリスが接種でも一番乗りになるのか。ファイザーのワクチンがどこまで準備出来ているか分かりませんが、12月7日にも接種する可能性があるという報道もあります。英医薬品・医療製品規制庁が承認後、数時間後にはワクチンの配送が始まる見通しという事なのでもう少し早まるかもしれません。
というのも企業への影響も最小限に留まるのでうってつけであるからです。今期の年末年始はステイホームでとなりそうです。初詣も自粛要請の流れだし、ちょうど良いかもしれません。 小池知事「Go To東京発着 高齢者など利用自粛を」菅首相と合意
この場に及んでもまだ、東京都のgo toトラベル中止が決まらない。今日570人の感染者が出た東京で、まだまだ行けるという事なのでしょうか。1000人までは許容値なのか。何人になるまで我慢出来るか、都と国が我慢比べをしているよう。
どうして東京都だけ独自の基準が許されているのか判りませんが東京都の重症者数は250人です。 東京都新型ウイルス感染症モニタリング会議資料 これは上記の (第21回)東京都新型ウイルス感染症モニタリング会議資料(令和2年11月26日)
新感染症が次のステージに入ろうとしています。明日はいよいよ600人を超えるかもしれません。中でも注目すべきは検査数でいよいよ1万人に迫ろうとしています。
トランプ登場以前の日本は存在感がなくなり、米中同士が最大の貿易相手国になり、日本パッシングと言われる程、国際的重要度が低下していた。
これ日本の医療が余りにも効率が悪いのか、余りにも手厚い看護なのかということです。米国でも既に医療崩壊が起きている所もあるようてすが、それでも日本より何十倍もの感染者を出しています。
これだと結局は東京の隠れた感染者を地方に飛ばす流れは変わらないと思います。東京の感染者をまず抑える事を最優先にしたと言う事でしょうか。 都が時短要請 28日から20日間 2020年11月25日
菅首相が移動では感染はしない、と言ったそうですが、それをコンセンサスとして政策を決定しているとしたら非常に不味い事態です。新感染症は移動で感染します、移動で拡大します。移動以外では感染しません、移動以外では拡大もしません。だから究極の感染対策はロックダウンなのです。 Gotoで「経済回さねば」 菅首相、継続に理解求める(朝日新聞デジタル)
どうやらトランプが戦略を転換したようです。これは4年後の大統領選を視野にしているという見方がもっぱらです。とうとう周りの批判に堪えられなくなり、4年後を見据えた動きに舵を切ったのでしょうか。
go toトラベルの東京発着問題も決まらない中、今週の新規感染者数が政局に影響を与えるかも知れない。連休も絡んで数字が変則的になっているが連日過去最多を更新しており、このまま行くと先週の539を上回るのは確実の情勢です。