受け入れ先も考えずに無闇に検査を増やして医療圧迫

受け入れ先も考えずに無闇に検査を増やして医療圧迫

東京都の新規感染者が急増している。市中感染が広まっているとも見られる中、検査数が急増しているのも一因だ。小池都知事は検査数を1万人に増やすとも述べており、このままでは、新規患者の急増で医療崩壊の危機を招く恐れも出てきた。

「救える命が救えない事態も」予断許さぬ医療体制…都内感染366人(読売新聞オンライン)

先日も療養先のホテルの確保が遅れていたり、新規感染者の受け入れが手間取って調整中の人が600人近くに登った事もある。これを国から指摘されて釈明に追われる場面もあった。本当に大丈夫なのか不安がある。

勿論、濃厚接触者の範囲を広げて検査数を増やすことは感染者を減らす施策なのだが、受け入れ先を確保出来ての話だ。それも用意出来てないのに無闇に検査数ばかりを増やしてはダメでしょう。

このまま1万人に増やした場合単純計算だと900人の新規感染者が出る事になる。そこまで行くと間違いなく医療崩壊を招くだろう。対策としては幕張メッセの様な大規模施設に療養先を設営する事が考えられる。

毎日900人の新規感染者が出たら10日間で1万人近くの新規感染者が現れる事になる。その収容先を考えておかなければならない。そこまで考えるのが都知事の仕事ですよ。もし単独で無理なら国にも協力が必要であり、自衛隊にも協力要請が必要になるかもしれない。

だから国と喧嘩している場合じゃないんです。小池都知事、分かっているのでしょうか。そうなったらgo toキャンペーンどころの話ではないと思いますが、それでも緊急事態出さないのでしょうか、と思ってしまいます。