新感染症の死亡率が下がるのは感染者がまだまだ見つかるから
- 2020.07.10
- アフターアース
新感染症の死亡率が下がってきている傾向がみられる。これは新感染症の感染者がまだまだ追い切れていないからだ。これはニューヨークでも東京でも数の規模が違っても言える事です。
ニューヨークでは実際の感染者は10倍はいるとして、まだまだ検査を増やしている段階です。そして東京でも、3700人まで増えた検査数を1万人まで増やすと明言しています。
そうなると、ますます死亡率は下がっていき、本当にインフルエンザと同じか、軽い症状になってしまいます。
しかし無症状者は厄介で本人は楽でしょうが、どの位感染力が有るのか判らない所が怖いです。兎に角検査数を増やせば感染者の分母が増えて重症者と死亡者も割合が減ります。小池都知事の狙いはここに有るのかもしれません。
つまり新感染症蔓延はある程度仕方ないとして、新感染症感染者もインフルエンザ程度に普通に暮らせる世の中を目指すという事でしょうか。
適度な感染防止対策を取れば感染者がいても感染しない社会を作っていくというのが目的かもしれません。勿論それにはワクチンの完成が待たれますが、ワクチンが3~6ヶ月程度しか有効でないかもという抗体保有検査も出ています。
そうなると最後は有効な治療薬しか望みがありません。治療薬や予防薬が出来れば最善です。また自然免疫が有効とも見られており、子供や若者が無症状や軽症で済むのは自然免疫が強いからだ言われています。
そういう自然免疫を強化する方向でも新感染症感染予防には有効かもしれません。
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