トランプは史上最低の大統領で米国史の汚点なのか
- 2020.07.08
- アフターアース
そんな事は日本から言う事ではないし、米国内の問題なのは重々承知ですが、現時点の記憶として残しておこう。例え米国内で米国の恥、米国の黒歴史となろうと、この事実を無かった事にするのは間違いでしょう。
「米国第一主義」トランプ外交の成果、今や「アメリカ・ラスト」か
特に米国民主党はここまで米国民を追い込んだ責任があると思います。これまでの大統領はエリート層の意見が優先され、世界でも指導的役割を果たすのが米国の責務と自負していました。しかしこのツケが米国内の産業空洞化や失業者を生んできた経緯が有るわけです。
前回の選挙でそんなサイレントマジョリティーが爆発してトランプ旋風を生んだ事を忘れてはいけません。例えトランプがどんなに酷い政治をして最低の大統領となっても、それを罵っては民主党は同じ過ちを繰り返すでしょう。
そんな酷い政策もサイレントマジョリティーである保守的な白人層には受けてきたのです。そこを無視してトランプを攻撃すればこれらの層から民主党はソッポを向けられ第二、第三のトランプを生み出すだけです。
だから、トランプの政策が全部悪い訳ではなく、ある程度残して行かなければ米国としては立ちゆかない事になっているのです。その部分をどう残してより良い政策を打ち出して行くかが今後の課題になります。
トランプのやった事を全否定しても始まらないのは言うまでもありません。今の中国を調子づけてしまったのもオバマの責任は相当あると思います。
そういう意味でアンチ中国、アンチ既存米国路線としてのトランプは意味あるものだったと思います。そういうダイナミズムは米国の利点なので今後の米国の方向性にも生かして行くべきだと思います。
そうは言ってもトランプの政治は余りにも酷いので早く何とかしてもらいたいのです。米国の良心を見せて下さい。世界のリーダーとしての資質を証明してください。まぁそういうと、またサイレントマジョリティーがまた俺たちが犠牲になるのかという声が聞こえてきそうですが。
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