新感染症の起源についての記事
- 2021.11.01
- アフターアース
新感染症の起源について米国の報告のニュースがあったが、解明は不可能のようだ。それは中国が協力してくれないからという理由があったようです。最終記事ではこの部分が無くなったようで米国が中国に配慮したのかもしれません。
しかし、新感染症は別名SARS2とも言われ、SARSの親近ウイルスです。その後もMARS、新型インフルエンザと近年新たな感染症が次々と発生していたのだから、新たな感染症が発生するのは十分予見出来たはずです。そう考えれば生物兵器説を持ち出さなくても自然発生説でも十分説明できるはずです。
もちろんされだけで証拠になるわけではありませんが、十分新たな感染症を警戒する時期にあったはずなのに、いとも簡単に世界に伝播してパンデミックを引き起こしてしまった事は人類の大きな敗北です。
中国国内では十分封じ込めが出来ていたのだから、防疫さえしっかりしておけば防げていた可能性はあります。それにはWHOの初動が大きく遅れた責任があります。今見ても当時のWHOのトンチンカンの対応は呆れてしまいます。
中国は逆に当初、この感染症を新たなウイルスと認めなかった為に、国外への人流を止める理由を持つことが出来ませんでした。このような世界のあり方は、今新たな感染症が発生しても、また防げない可能性が高いです。
新感染症ではSARS、MARSと2回もパンデミックの警告があったのに少流行で収まってしまい、喉元すぎれば熱さ忘れるで、変異型が現れて大流行が発生する危機感がありませんでした。もっとSARSやMARSの研究をしておけば新感染症の対応ももっと準備が出来ていたはずで、こんなに易易とパンデミックに陥ることも無かったのではないでしょうか。
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