東京都の対前週比が100％を超えたらどうするのか問題

今までの政府の感染対策を見ていても、感染者が増加に転じても爆発的に感染者が増えだしても何もしてこなかったのが現状である。感染者が手が付けられなくなるほど増えてしまう萌芽は対前週比が100％を超えた時である。

前回の第5波も第4波の感染が落ち着いてきてオリンピック前に対前週比が100％を超えて暫くしてから急上昇してきた経緯があった。どうしてどうしようもなくなってから緊急事態を発するのか。もっと前に増加を転じた時から何らかの警告を発して行動自粛を求めれば増加を抑制できるのではないのか。そういったきめ細かな制御が大切になってくる。

今やっと第5波が落ち着いてきて、一息つける段階ですが、次の第6波を抑えるのが重要な関心事になっています。このまま放っておけばまた昨年の暮れの様に大きな山となって今度は第5波超える悲惨な状態になる恐れがあります。それだけは絶対に止めなければなりません。

その為には大きな波が起きる前に止める事が絶対条件です。早めに止めて大きな山を作らせない。それが悲惨な自宅療養死を防ぐ唯一の方法です。また自宅での抗体カクテル療法の解禁も必要でしょう。もうこれまでの経験から同じ間違いを起こさない事が肝要です。それが出来るかどうかが今の日本に懸かっているのだと思われます。