感染症の名称が失敗だった可能性
- 2021.08.12
- アフターアース
今も猛威を奮う感染症ですが、この名称は失敗だったのではとこの頃思い始めています。同じウイルスだから安易に太陽関連の名前を付けてしまったのが、風邪とかいう風評を広めてしまった可能性があります。
同じウイルスでもSARSやMARSという呼び方だったらここまで風邪という風説も流行らなかったかもしれません。病名的にはSARS-2が病名ですがSARSとの区別をはっきりさせる為に新型と呼ぶようになった感じです。
英語圏ではウイルス名のCovid-19という言い方が一般的なのかもしれません。現れた当初はこの新型感染症を恐がるべきか、大したことないとするのかも意見が分かれた所かもしれません。
つまり、余り恐怖を煽らないでインフルの少し強力な奴位が恐怖を煽らずパニックにならない為にも必要だったとも言えます。世界もこの恐怖度で揺れた具合です。トランプの米国やブラジルがただの風邪派の最右翼でニュージーランドやオーストラリアや中国が徹底した0政策で厳しく対処しました。
特に日本は名称に感度が高く感じられます。これがもっとSARSやMARSに匹敵するようなXARSみたいな名前だったら皆もっと警戒してここまで広がらなかった可能性もあります。
当初は新型肺炎の呼び方もされましたが、今も肺炎症状が強いので新型肺炎の方が良かったかもしれません。しかし語呂の良さなのか皆新型やただの通称と呼ぶのが普通になってしまいました。
ただの名称、されど名称で日本にとってはもっとおどろおどろしい名前にすれば少しでも感染対策に好影響を与えたかもしれないと思うのが今日この頃の実感です。
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