若者や十代のワクチンを推奨すべきなのかどうか

若者や十代のワクチンを推奨すべきなのかどうか

ワクチン接種が急ブレーキに行き詰まる中、若者のワクチンを優先すべきなのかどうか、もう一度考えた方が良いのではなかろうか。新宿区などでは20~30代の若者を優先して接種させるという事だが、それで本当に良いのか。出来るだけ多くの人に接種してもらい集団免疫を付けたり、若者を中心に広がっている事を受けて少しでも感染を抑えようという試みですが、重症度がやや高い中高年を無視してしまうのは危険ではないのか。

ワクチン加速 今後のカギは? 新宿区“若者優先接種”で議論

高齢者の接種が進んで今後、重症者が少なくなると思われます。ならある程度感染者が蔓延しても容認できる事になる。そんな中、若者より重症化率が高い中高年を差し置いて若者に先に接種する事は中高年を危険に晒す事にならないのか。またかかっても殆ど症状が出ない10代にワクチンを推奨するのはどうなのか。既に高齢者はワクチンで守られている中、完全な感染抑え込みはリスクの方が高くならないのか甚だ疑問である。

ある程度、感染が広まっても重症者が出なければ感染を容認するべきではないか。そういう実態があるなら集団免疫だけが一つのゴールでなく、実態に向き合った解決法があるはずである。そういう臨機応変な柔軟な感染対策が求められると思います。