日本は思っているより優秀なワクチン対策かも
- 2021.06.02
- アフターアース
西欧から日本はワクチンが遅いと批判されるが、英国、EU、米国などは世界の事など省みないで我先にとワクチンを奪った結果なので自慢できること等何もない。もちろん生き残るための生存戦略として正しいだろうが、国連も機能しない自国主義が露わになっただけの話である。
勿論、日本だって世界の為に遠慮した訳ではありませんが、やはり感染状況が欧米ほどひっ迫していなかったのでそこまで必死にならなかった側面はあるでしょう。感染状況が酷くならなかったのは幸運によるところが多く決して国が優れた政策を実施した訳ではないですが、それほど酷い対策では無かったはずです。厳しいロックダウンをしたEUでも多くの死者を出しており国民性の違いもあり、総じて日本は上手くやっている印象はあります。国が下手を打っていても。
新感染症は世界のパワーシフトをありありと見せつけた訳です。世界の現状をありのままに見せつけ世界のパワーバランスを露わにしました。その中で綺麗ごとは淘汰され世界の本音が表沙汰になりました。世界の国々の醜い面が明確になり誰もが窮地に陥りました。色んな矛盾が露わになりしわ寄せは弱者にやってきます。
そんな中日本は微妙なバランスの上に立っているような気もします。決して褒められたものではないが、気が付いたら中々良い所に立っているみたいな。まだまだ予断を許しませんが案外上手く行くのかも知れません。
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