肥満の人は新感染症の死亡率が10倍以上という結果が出る
- 2021.03.05
- アフターアース
これは国単位の結果なので一概には言えませんが、世界肥満学会(WOF)の報告です。正確には、成人の半分以上の人が太り過ぎの国はそうでない国に比べ、新感染症による死亡率が10倍以上に上るという事です。
EU、ロシア製ワクチンを逐次審査-6月供給開始も – Bloomberg
上記記事のサブタイトルに、太り過ぎが人口の半分以上を占める国、新感染症死亡率は10倍以上、として掲載されています。やはり太り過ぎは新感染症にも悪影響を与えるようです。日本でも感染症太りが増えているので気を付けなければならないでしょう。一般の接種が始まる前に基礎疾患の次に優先順位を上げても良いかもしれません。
またEUでロシア製ワクチンが承認されればEUのワクチン不足も多少解消され日本へのワクチン輸出管理も緩和が期待できます。また日本もロシア製ワクチンの購入も検討しなければならないでしょう。
首都圏は緊急事態宣言が延長され下げ止まりも見られ、変異株による感染拡大も危惧されています。大阪も再拡大の兆候が出ていて警戒を強めています。しかし新たな政策が発表される事もなく、人々の頑張りに期待されるだけです。なにやら敗戦間近の竹やりで国土防衛を思い出してしまうような事態ですが、ただ延長だけするのは策が無さすぎではないでしょうか。
飲食店も時短営業だけでなくその中身に踏み込んだ政策をして対策が出来ている所と出来ない所の区別化が必要です。そうでないとしっかり対策が出来ている所が馬鹿を見る事になってしまいます。ただ飲食店に一律に給付金を与える政策も批判が高まっています。実効ある対策を素早く行う事が自治体には望まれているはずです。
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