言葉の本当の意味なんて理解不能なのです
- 2021.02.10
- アフターアース
昔の言葉が間違って使われている事は良くあることだ。そもそも意味が間違って伝わって定着しているものも多い。それどころか、元の意味が失われて後の時代に解釈されて再定義された言葉もある。
思ったより、言葉の意味なんて伝達不可能なものなのだ。つまり、言葉は文字だけでは伝わらず、解釈出来る人が存在するか、意味を説明した記録が無ければ解釈不可能になってしまう。つまり記号は後世に伝達可能だが意味は伝達不可能である事だ。
意味の伝達不可能はその文化が理解可能かどうかによるだろう。しかしそれでも想像でしかなく、確証が得られる訳ではない。しかし人間の感情は基本的に同じなので感情を理解するのは不可能では無いはずだ。
この言葉は世代間でもずれてしまう。最近は時代の流れが速くて時代背景と言葉の齟齬が生じやすい。世界がグローバル化で同じ考えや思想に染まって行くのは仕方ない面もあるが、なのに多様化を謳っているのは自己正当化の言い訳の様な気がして気持ち悪い。
性差別禁止や持続可能社会の推進は強制なのだから多様化などと耳聞こえの良いような言葉は止めて欲しい。社会は単一社会を目指しており、それ以外の前時代的な価値観など認めないのだから、腹を括って欲しいものだ。綺麗事言うんじゃなくて、厳しい現実を見なさいと。
もう地球は他に選択肢が無い道に入り込んでいるのだからこの道を進むしか無いのだとはっきり言うべきで未来は可能性に満ちているような明るい未来を語るべきではない。未来は暗い一本道を突き進むしかないという現在地をしかと見つめるべきなのである。
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