緩い制限でも感染抑制に効果、新しい知見は感染対策に有効

緩い制限でも感染抑制に効果、新しい知見は感染対策に有効

緊急事態宣言が出ても前回ほど人出が減らなくて効果が疑問視されていましたが、確実に減少に転じているようです。これはより効果的に最小の制限で最大の効果を及ぼすように出来るようになったとも言えます。

日本国内の感染者数(NHKまとめ)

東京都は12月に夜10時までの時短要請があったのですが、殆ど効果が無く、感染拡大が続いていました。そのまま年末に突入して2000人超えの感染爆発の様な様相を示しました。やっと緊急事態宣言になりましたが、飲食店だけの緩い制限策になっていました。

本当に減少に転じるか心配されていましたが、何とか減少になっています。しかし年末年始の人の移動と入り混じって効果が分かり難くなっています。それでも確実に全体の規模を減らしていると思われます。

で、どうやって緊急事態宣言を止めるかが問題になります。また止めたら直ぐ増加に転じてしまうのではないかと心配されます。そこで、ずっと緊急事態宣言を続ける方法が考えられます。飲食店の時短要請を10時までに延長しながらも緊急事態宣言は継続するという方法です。

昨年10時までの時短要請では効果が出ていなかったので、単純に緊急事態宣言を止めてしまっては不味い所です。宣言中なら10時まで延長しても抑制効果がより働くものと思われます。だから急に解除して、解放感を感じられないように、徐々に段階的に緩くしていく事が肝要となりそうです。それが大事な出口戦略となりそうです。

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