トランプ政治とは禁じ手パンドラの箱を開けてしまった米国
- 2021.01.19
- アフターアース
トランプ政治とは行き着く先は国内対立の先鋭化であり、南北戦争の再来である。米国では南北戦争の決着に納得していない人が多いのである。そういった亡霊を呼び起こしてしまったのがトランプ大統領なのかもしれません。
バイデン氏、就任式を前にワシントン入りへ-米国分断と厳重警備の中
共和党は未だにトランプ氏と手を切る事が出来ないでいるが、やはりトランプ氏のやり方を踏襲していては米国が分裂するだけだと肝に銘じるべきです。あのまま続けても内戦まっしぐらです。こうなったら二度とトランプの手法は取るべきではなく、封印するべきでしょう。
米国が二分したら国力を削ぐだけなので、とても中国に対抗出来なくなるでしょう。共和党はトランプ路線と袂を分かちこれまでの共和党路線を再構築しなければなりません。トランプの手法はどっちみちサスティナブルではありません。何時かは破綻する事が明らかなのです。
これを反省して将来トランプ的なものが現れても採用しない施策が必要になります。それを成文化して保存しなければなりません。それは米国を二分して弱体化させる悪手であると。
共和党が成功していたレーガン路線などを参考にして再構築する必要があるてしょう。バイデン氏がどういう手法を取るが分かりませんが、トランプ支持者を無視する事は出来ないので取れる手法は限られているでしょう。
いずれにしてもトランプ時代に毀損した米国の権威を取り戻す作業が強いられるでしょう。どちらかと言うとトランプ支持者は白人の失業者に代表されるように負け組の鬱憤を溜めた人達が多かったのも事実です。そういった負のエネルギーを秘めた政治から正のエネルギーを持った政治に切り換えて行く事が必要になるのです。
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