新感染症はゲームチェンジャーかもしれない
- 2021.01.19
- アフターアース
新感染症の様な感染症は過去何度も起こっていたというのが科学的見地から見方です。通常の風邪ウイルスはその名残と言われています。その度に人類社会は大きな影響を受け、変化を余儀無くされて来たと思われます。
今回の新感染症が高齢化社会になって出現したという時期についても偶然で無いようにも思います。自然界というのは常に弱点を見つけて新たな脅威が発生するものです。行き過ぎた高齢化社会は自然の揺り戻しによって是正しようとした結果の現れなのかもしれません。
いずれにしても、新感染症によって社会は大きな変革を余儀無くされています。例え新感染症が普通の風邪になったとしても、今後の社会に大きな影響を残すと思われます。それともきれいさっぱり忘れてしまうでしょうか。
それでも国の骨幹として新型感染症の備えや緊急事態の在り方が議論されると思います。特に日本では国のあり方そのものが問われていると思われます。主権国民は平常時は上手く機能しますが、今回の新感染症では民主主義そのものが問われる事態となっています。
つまり、今回の新感染症のような事象では、一時的にもせよ、中国の様なやり方をしないと感染拡大を防げないという教訓を残しています。それ以外にも台湾の方法がベストソリューションかもしれません。いずれにしても緊急事態ではプライバシーの制限が必要になってきます。
特に日本では平常時と非常時の切り分けが必要である事が明確になりました。しかしこれが平常時の主権制限に繋がらない様にあくまでも非常時の時限立法のような働きにするよう抑えなければなりません。どこまでも限りなく主権制限が行われないよう細心の注意を持って働き続けなければなりません。
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