英国でロックダウンしても感染者が減らない変異種とは
- 2021.01.18
- アフターアース
英国の感染者が中々減少に向かわない。全面的なロックダウンは1/5からだが、それ以前からもかなり強い制限策が施されていた。最新の調査からはやっと減少傾向が始まったが、これほどの強力な制限策が必要なのはなぜなのか。
変異種が1.7倍感染し易いとも言われています。今までは感染しない暴露量でも感染してしまうという事なのか?という事はソーシャルディスタンスも1.7倍必要なのか。マスクもより多くの場面で必要とされるのか。
今回の変異種は細胞に取り付く突起部分がより細胞にくっ付き易くなったと言われています。だから、より少ないウイルス量で感染してしまうのではないかと考えられています。これまでより若年層にも感染を広げるとも。
という事で英国を始め、米国でも感染拡大が急なのは変異種が原因の可能性もあります。世界でこの変異種に置き換わってしまうという危惧もあります。また、別な変異種も続々と発見されています。
変異種自体は珍しくありませんが、今回の様に感染力が増したりすると大きな脅威になってしまいます。何とか制御していた国々も次々と陥落してしまいます。
また、変異種というより、冬の季節が猛威を奮っている原因とも考えられます。余りにも季節的要因を軽く見過ぎていたのかも知れません。それと言うのも最初の流行が春に始まった為、季節的要因は余り無いのではと考えてしまった節もあります。
元々インフルエンザとのダブル流行の危機も予測されていましたが、新感染症の独壇場となりました。もう少し強い警告が必要だったのですが誰も初めての経験で予測は弱いものでした。今となってはクリスマスも年末年始も最大限の警戒態勢が必要だったのです。
米ロサンゼルスの累計感染者100万人超 1か月で感染者倍増(TBS系(JNN))
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