中国と深い結びつきWHOの巧妙なワクチン作戦
- 2021.01.14
- アフターアース
WHOがまた奇妙な動きを始めました。大分前からワクチンが先進国の争奪戦になっていると警告を発していました。次は途上国へワクチンが届かないという警告。そして今度は今年中にワクチンによる集団免疫は不可能というものです。これは何を意味しているのでしょうか?
集団免疫、2021年内の達成「なし」 WHO警鐘(AFP=時事)
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つまり、先進国がワクチンを買い占めているので、途上国にワクチンが行き渡らず、集団免疫の達成も遅くなる、という事です。こんな中、中国が積極的にワクチン外交を進めています。一部は日本にも秘密裏に中国製ワクチンが出回っていて富裕層が接種しているとも言われています。
つまり、WHOはワクチンを早く広めて集団免疫を達成するには中国製ワクチンを使うしかないという事を世界に認めさせたい訳です。これで中国もアジアやアフリカや南米などに堂々とワクチンを有償、無償で提供出来る訳です。無償の場合はその影響力を強める形で使っていくでしょう。
このようにWHOは中国の出先機関となって活動している訳ですから米国が支払い停止したのも納得出来ます。中国の世界支配は急速に進んでいます。このパンデミックを最大限利用しようとしています。
米国はトランプ退場で中国とどう対抗していくか注目されていますが青息吐息の西洋社会に対抗する力が残っているのか試されます。中国は香港だけの締め付けだけでなく、国内の自由経済で育った企業の締め付けも強めています。
もはや、世界に強力なライバルはいないとして国有化の様な施策を進めていて共産党による独裁をますます強めているように思われます。市場経済よりも統制経済を志向するのはこれまでの自信の表れかもしれません。中国と西洋の新冷戦世界が間もなく始まろうとしているのです。
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