Google COVID-19 感染予測がアルゴリズムを変更したか?
- 2020.12.09
- アフターアース
昨日の午後GoogleのCOVID-19 感染予測の予測が大きく変わりました。どちらかというと、下方修正されている感じですが、まだ全国の感染者の増加は右肩上がりです。しかし東京都の死亡者数はこれから28日後までで9人と大幅に減っています。
一体何があったのでしょう。まともに考えるなら直近の感染者数を取り入れて反映した結果という事でしょう。しかし、あらためて予測を見ると、おかしな所が散見されます。このアップデートで累計死亡者数推移と累計陽性者数推移の予測数が95%予測区間の下限に張り付いているのです。東京都の28日後死亡者も9人は少なすぎます。12/7だけで6人も死者が出ているのが現状です。
これを見ていろいろ邪推してしまいました。Googleの感染予測では政府が調査を行うと発表していました。そして今回の変更で感染者の予測が大幅に下振れしています。これは政府からの圧力があったのか。それにGoogleが屈して修正を余儀なくされたのか。またはGoogleが忖度したのか。これは事件だ、と思いました。
しかし、今日改めて見ているとちゃんと修正されていました。東京都の28日後の死亡者は61人、予測数も下限と上限の中間に置かれています。変更の過程で一時表示がおかしくなったという事みたいです。政府の圧力は無かったみたいです。良かった良かった。
やはり直近の過去数を反映してより予測の精度が上がっている印象です。これまでは余りにも現実との乖離が大きくて、使えないなGoogleという感じでしたが、やるなGoogleという感じになりました。これからも使えるGoogleを目指して頑張って欲しいものです。
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