検査数が同じなら日本の新規感染者数はどう変化するか

検査数が同じなら日本の新規感染者数はどう変化するか

日本の感染者数は第1波、第2波、第3波と段々増えているように見えますが、これは検査数が増えているので実態を反映してないと思われます。そこでもし検査数が同じだったらどんなグラフになっただろうかと思う訳です。

陽性率に注目してみると30%を超えたのは第1波だけで、第2波、第3波とも7%台です。それだけ見ても第1波の検査数が如何に足りなかったかが分かります。

超ざっくり計算すると検査数は第1波が1万人、第2波が2万人、第3波が4万人とすると、第1波は4倍、第2波は2倍掛けるとそれに近いグラフになると思います。

そうやって見ると各ピークは、第1波が800人、第2波が900人、第3波が570人と全く違う風景が見えてきます。それだけ実は第1波は大きな山だった事が分かります。

こういった補正グラフを見せれば人々の行動変容も大きく変わったかもしれません。こういったインフォグラフィックを使って社会を変えていこうというのが最近の流れです。日本ではまだまだ分かり易い表現が為されていないと思う場面が多いです。これも改善する必要があります。