全く危機感がないテレビ、新感染症拡大はメディアのせい
- 2020.11.23
- アフターアース
新感染症が危機的状況で拡大している。なのにテレビでは通常放送で全く呑気な番組を垂れ流している。確かにニュースではそれなりの危機意識を高めるが、テレビでニュース番組など1%位しか占めない。
だから、通常は今まで通りの番組が続く。緊急事態にでもならなければ番組編成を変えられない事情もあるだろうが、もう少し番組編成も考えて貰いたい。そういえば緊急事態宣言中、テレビ番組は何をしていたのか、もう覚えていない。
そんな通常番組ばかりしているから、ニュースが終わってしまえば、もう平和な世の中が到来しているかのような錯覚を覚えてしまう。だから感染対策も疎かになり、仲間で食事に出掛けてしまうのだろう。これでは全く感染者が減らないどころか増えるだけである。
東京都の感染状況は
感染が拡大していると思われる
なのだから、テレビでも固定テロップを入れて注意を促すべきだろう。そんな事も出来ないのか。
勿論出しっぱなしにして慣れてしまう事もあるが、弱いと感じたらどんどんメッセージ性を強めて行かなければならない。音声でメッセージを定期的に流すことも必要だろう。兎に角ニュースだけで取り上げておけば良いというものではない。
テレビの影響は余りにも大きいのだから、その影響を分析して集団行動に結び付ける研究がもっと進んで良いはずだ。特に日本では集団行動が特異的に多いので、日本の政治にも大きく関わる事なのに、皆、能天気過ぎて救われない。こんな事では日本の政治がこの先混乱期を迎えるのではないかと心配してしまう。
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