4年毎に政策が逆転するなら米国とは付き合えない国際社会
- 2020.11.16
- アフターアース
トランプからバイデンに変わってパリ協定やWHOへの復帰を表明しています。しかしまた4年後、大統領が変わってしまったらどうなってしまうのか。こんなコロコロ変わってしまっては国際社会も米国をどう扱ってよいか分からないでしょう。もちろんどの国だった政権が変わったらどうなるかなんて分かりませんが。
クーデターが起こって前政権の約束を全て反故にする国だってあるでしょう。しかし先進国がそんな事が通用する訳もありません。しかしトランプ政権は次々と前政権の約束を反故にしてパリ協定離脱、またWHOの脱退を決めました。これをバイデンは復帰すると言ってる訳ですが、では四年後はまたトランプが出てきて破棄とかいうシナリオも考えられます。
誰にも将来の事は分からないというのがこの世の真理ですが先進国の約束として、そんな信用ができない状態なら何も約束なんて出来ないでしょう。つまり米国と約束しても守られるのは大統領任期までとなってしまい、後は後任者が決めるでは何も決められないのではないでしょうか。
トランプは様々なものを破壊しましたが国との約束を守るという部分でも信用性を破壊しました。もはや米国は二流国の扱いになってバイデンが信用を取り戻そうとしても4年間だけの信用しか得られません。こういうのも米国のシステムの綻びとして露呈して来た問題です。それくらいトランプ大統領は米国の将来に禍根を残したと言えそうです。
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