トランプは死なない不死身の男が再び蘇る可能性
- 2020.11.09
- アフターアース
もちろん、今回の選挙も裁判によってひっくり返る可能性もありますが、現状証拠が少なく裁判所がそれを認める可能性は小さい。ならばより確実性の高い可能性に賭けた方が良いでしょう。
バイデン氏の政策はこの四年間で必ず行き詰まりを起こします。基本的にオバマ政策の継続になるので、そこで起きた問題を解決出来ないからです。そうなれば四年後トランプ再登場の期待が高まるのは言うまでも無いでしょう。今は浮かれていて意気揚々のバイデン陣営も四年間でかなりの疲弊が見られる筈です。
今回選挙戦が真っ二つに割れたのもトランプの支持者が多いのを語っています。もはやトランプ政策は米国内で無視できないものになっているのです。パンドラの箱を開けてしまった米国ではもうオバマの回帰は望みようが無く、トランプ路線のある程度の取込は必須となっています。
バイデンの政策が失敗すればトランプ待望論は限りなく高まり続けます。トランプは四年後も今のバイデンと同じ歳なので、やって出来ない事はありません。いや寧ろやるでしょう。
そうすれば逆風が強い今、抗戦をするより、一旦野に降りて体制批判に終始した方がお得感が強いでしょう。絶えずバイデン批判を繰り出して行った方が責任も負わず相手にダメージを与えますので失うものがありません。
なので今、名誉ある撤退を選んだ方がメリットが多い訳です。そうすれば人格も評価され、政治的価値も高まります。ますます四年後に向けて勝つ要素が増えるのです。ここは一旦降りてこれまでの四年間の休養を兼ねてじっくりと戦略を練った方がお得です。
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