大統領選はトランプが苦戦するも五分五分の状況

米国大統領選はバイデン氏有利に進んでいるが、トランプ支持者は熱狂的であり予断を許さない状況だという見方もある。トランプ反対派は目立った動きをするので、一見かなり差が有るように感じられるが、大多数のサイレントマジョリティーの動きが重要である。

前回も民主党は有利に進め、選挙予測も民主党だったのにトランプに負けた。４年前の悪夢が再現すると警戒感を改めて訴えた。実は日本にとってはトランプの方が都合が良いという見方もあるが、直近ではやはり大きなマイナス要因があるので、実に悩ましい所だ。

所詮、他国の事なので、こちらで心配しても仕方ない事であるが、どちらに転んでも余り予測が立たないのが現状である。トランプのままでも、日本の防衛負担費の大幅増は避けられないと言われています。本当はどっちが良いのかなんて誰にも分からない事です。

米中が争ってくれた方が、日本が漁夫の利を得るチャンスがあるとかないとか。米中が密接な関係が出来ると日米同盟の比重は弱まるでしょう。米中で密約が成立すると日本の領土の確保もより困難になるでしょう。台湾や香港も苦しい立場に追い込まれます。

寧ろ今の対立状況の方が好ましいとも言えます。じゃあ、トランプでと言いたくもなりますがこれも表面だけで本当の所は分かりません。国際関係は見えている所だけでは判断出来ない力が働きます。という所で日本としては米大統領選は静観するしかないという事になります。