HUAWEI万事休すかスマホ撤退との観測が出る
- 2020.09.14
- アフターアース
初めの頃は米国との戦いに強気だったHUAWEIも外堀が埋められて来てかなり苦しい立場に追い込まれているようです。自社で用意する部品や製造比率がどんどん高まり、新しい設備投資や工場建設などでかなりのコスト負担が高くなっているようです。
そしてここに来て、HUAWEIに心臓部であるハイエンドチップの部品の供給が米国の厳格な制限により受けられなくなる事態となっている。新製品サイクルの早いスマホでは最新のチップの搭載が必須であり、このままではHUAWEIは新製品を出すことが出来なくなります。
勿論自社内製化を進めていますが、まだハイエンドチップの分野では遅れを取っているのが現状で、2~3年の新製品の空白はスマホメーカーにとっては死を意味します。ましてや、HUAWEIは高性能機種で戦って来たメーカーであり路線変更は容易ではありません。
そういった経緯を含めてHUAWEIはかなり苦しい立場に追い込まれているようです。まだまだ最先端分野の裾野では米国は強いので、打ち手が無くなって来ているようです。
そうなると、米国に平謝りして、米国法を遵守する誓約書を交わして営業するか、米国に法人を移して米国法の中で活動するしか選択は無くなりそうです。そこまでするなら撤退を選ぶのではないかという事になります。
米国の情報を剽窃していると疑われているHUAWEIですから大統領選でトランプが負けてもこの方針は変わらないのではと見られています。TikTokの件もありますから、中国と米国の敵対は当分の間解決されないと見られます。
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