ドコモ事件は究極の顧客囲い込み戦略なのか
- 2020.09.14
- アフターアース
ドコモ口座事件では、ドコモ口座を作っていないドコモ利用者で無い人が被害に遭っているという過去に前例がない衝撃的な事件でした。7Pay事件では7Payユーザーが狙われましたから、分かり易かったのですが、全く関係ない第三者が被害者になるという異例の事件です。
ドコモ口座事件の謝罪会見から見えてきた、本人確認不足以上の穴!被害を起こした本当の原因とは!?
これ、穿った見方ををすれば、究極のユーザー獲得戦略で、ドコモ口座を作って自分の口座を紐付けて置けば被害に遭わないですよ、という究極のマッチポンプ的顧客獲得作戦ではないですか。他社携帯会社からしたらとんでもない不正競争で犯罪を誘発しておいて自社に利用者を誘い込むなんて、あってはならない手法です。
よくこんな事を放置しておくもんだと呆れてしまいます。不正競争防止法に引っかかるばかりでなく、本人確認もされてない口座を作るのも金融庁からも厳しく罰せられる案件でしょう。もはやドコモは完全に暗黒面に堕ちてしまったのでしょうか。
いや、勿論意識的これを狙った訳ではないでしょうが、なりふり構わないユーザー拡大路線がそういう効果も狙ったのも否定出来ないのではと勘ぐってしまいます。
ドコモユーザーなら安心で、ドコモ以外のユーザーだとこういう被害にもなりうると不安を齎すのはもはや公正な競争ではありません。重大なコンプライアンス違反です。意識的で無いにしろ、結果的にそう見られてしまう事が重大な欠陥を秘めていると言わざるを得ません。
結果的これでドコモが好きになったり、使おうと思う人はいないと思うので、成立しないシナリオですが、そう取ることが可能なので、二重に失敗していると思うのです。これほどやっていけない事をこの程やってしまったのだという事を重く受け止めて貰いたいと思います。
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