死んだウイルスを引っ掛けるPCR検査は改善の余地あり

死んだウイルスを引っ掛けるPCR検査は改善の余地あり

この問題が日本で最初に問題になったのは野球選手で、抗体検査をしたら陽性だったので念の為PCR検査したら陽性だったというものです。けれど感染からかなりの時間が経っていたので、殆ど問題ないと見られていたが、念の為、一週間後に再検査して陰性が確認された。

PCR検査、ウイルスの死骸を検知か 英大研究

この問題は日本でも様々な影響が出ている。症状が改善しても、中々検査で陰性にならず、入院期間が1ヵ月も伸びてしまうというものだ。これは病床を圧迫する原因でもあり、感染流行時の医療崩壊にも繋がる重大な問題です。

この問題は医療機関で問題視されており、最近ではPCR検査で陰性にならなくても感染時期を把握していれば他人に感染させる可能性なしとして退院させる場合があるらしい。感染時期が分かっていれば症状が無くなれば発症から10日経てば退院という指針が立てられているようです。

PCR検査は万能では無いので、こういう事実は広く知れ渡って欲しいものです。抗体検査で感染段階で出る初期抗体と後期抗体で感染段階が分かるのでそういうのも使って感染させない事が分かるなら使って行くべきでしょう。

感染させる可能性がないのに、何時までも病院に入院しているのは医療資源の無駄遣いになりますので早急に対策を進めて改善して欲しいものです。