新感染症は危機か好機か、あのままでは日本終了だった

新感染症は危機か好機か、あのままでは日本終了だった

新感染症以前を考えても日本はあのままでは終わりだった。人口減少、経済縮小、主要産業の喪失と日本は袋小路に入りつつあったのです。この新感染症危機は大変な事態ですが、それは世界も同じ。何とかしてこの危機を好機に変えなければ日本の未来はありません。

新感染症はこの事態が無ければ信じられない事を成し遂げました。今まで当然と思っていた様々な事がひっくり返ったのです。毎日の出勤も当たり前でなく、出来ないと思われていたテレワークが実現したりする。時差出勤も多くの企業が採用しているでしょう。

勿論新感染症禍という特殊な条件が、そうさせた訳ですが、前代未聞の危機感を前に、あらゆる前提が覆りました。何もかもが変わる事が可能だったのです。そう考えると今は物凄く可能性に溢れている世界に現在立っている事に分かります。

これまでの、そうしなければならない世界は、余りにも窮屈で狭い範囲で動いていた事が分かります。そう考えたらもう新感染症以前には戻れないはず。もし新感染症が消えて何もかも元に戻ったら、余りにも可能性を捨てた世界に逆戻りです。

勿論、この苦境に明日も分からない世界に生きている人もいるでしょう。こんな事を考えられるのはテレビで理想論を語っているお気軽なコメンテーターだけかも知れません。

しかし、現実は現実です。この危機は何としても乗り切らなければ未来はありません。どうやって生きて行くか死に物狂いで考えて出て来た答えに生き残る道が有るはずです。例え状況が変わって新感染症がそれ程恐ろしい存在で無くなっても、この状況で起きた変化は決して忘れてはならない貴重な体験です。

また、この起きた変化を忘れずにいれば将来の変化にも絶えられる体験を得たのではないでしょうか。