Apple 独り勝ちの危うさ、新感染禍でも業績伸ばす!

Apple 独り勝ちの危うさ、新感染禍でも業績伸ばす!

Apple が絶好調です。株価が値上がりを続け遂に時価総額が2兆ドル超えとか。様々な企業が新感染禍で苦しむ中、一部の企業は業績を伸ばしていますが、その筆頭はApple です。

米アップル 時価総額が初の2兆ドル超え

しかし、同時に逆風も吹き始めています。多くの企業が新感染症で業績を落としている中で、悪目立ちしているとも言えます。新感染症でオンライン化が進んだり、PC需要が伸びたのはApple というより外部要因ですから棚からぼた餅の如く利益が転がり込んだ形です。

また、Apple が進めて来た動画配信等のコンテンツサービスも嵌まった形になりました。ネット企業はどこも恩恵を受けた形ですが、ハードとソフトの両方を受けたのはApple だけでしょう。また教育方面での強さも他の企業に無いものです。

しかし利益の独り占め感も強く、今後Apple に対する風当たりが強くなる感じもします。ここを上手く切り抜けないと、思わぬ足を引っ張られる心配も出てきます。ここは謙虚に非常事態に役に立っている感を出して行かないと思わぬ反発を食らうかも知れません。

何もこの中でApple だけが業績を伸ばしているわけでは有りませんが、ある意味閉じた企業であり一部の囲い込みの強い企業であるので、その利益独占には他の企業とは違う、つまり関係無い人には余計腹立たしいものになる危険があると言えそうです。