新型とインフルのワクチンを両方したらどうなるのか
- 2020.08.19
- アフターアース
新型のワクチンが期待されていますが、冬はインフルも心配です。インフルはワクチンを打つ人も多いと思いますが、新型のワクチンが出来たら両方打たないとなりません。しかし、新型のワクチンはそれ自体の安全性が確立してもインフルのワクチンと同時使用の検証まではされていないでしょう。一体どうすれば良いのでしょうか。
新型とインフルの両方の検査を推奨 感染症学会が今冬の同時流行を予想
提言は新型とインフルエンザの相違点を学会見解としてまとめている。潜伏期間は、新型は1~14日(平均5.6日)、インフルエンザは1~2日。ウイルスの排出ピークは、それぞれ発病1日前、発病後2~3日後。また感染拡大の大きな要因とされている無症状感染については、新型の無症状の率は各種報告を基に幅を持たせて数%~60%とし、無症状患者でもウイルス量は多く感染力は強いとした。インフルエンザは10%で、患者のウイルス量は少ない、などと記載している。
この中では両方検査しないと見逃してしまう危険性を述べています。しかし、両方いっぺんには罹らないという見方もあります。取り敢えずはインフルのワクチンをしておけば、症状が出たとき新型の確率が高いとは言えそうです。
また、インフルエンザに罹る事で新型に罹らなくなるエビデンスがあるかも興味深いところです。そうすればインフルエンザが究極の新型予防法になる??
今年は新型が流行ったからインフルエンザが過去最低という話も有りました。この辺も正確な報告が待たれる所です。
インフルエンザに罹るか新型に罹るかも究極な選択になりそうですが。無症状が多いなら新型の方が歓迎でしょう若者は。インフルエンザも中々きついですからね。しかしそれで新型が蔓延してしまうのも困りもの。
でもインフルエンザが流行っても高齢者は相当重症者や亡くなる人が出るとは思いますが、インフルの場合は可視化されるから、予防が出来ます。
新型の厄介な所は無症状者が活動してクラスター発生で流行を広めてしまう所です。しかしその実態も良く分かっていません。
兎に角、この冬は初めての新型で迎える未体験ゾーンですから、また色々と医療関係に混乱を齎すと思います。しかし新型で人類波滅亡する事は無さそうなので、その位の気持ちで望まなければならないかも知れません。
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