感染者数の定点観測で感染の拡大縮小を明確にして

感染者数の定点観測で感染の拡大縮小を明確にして

現在、全国的に感染拡大の傾向にあるが、多くの地域で検査数も増大している。これでは安定的な指標は求められないので検査から一部を選んで定点観測を行って欲しい。

検査数が拡大すると感染者数も増えてしまうので、今現在拡大しているのか縮小しているのか判らなくなってしまう。この弊害を除く為に定点観測が必要である。

現在拡大しているのか、縮小しているのかでは感染対策がまるで変わって来るので、これは急務である。見かけ上の感染者数に騙されないで実態の感染者数の傾向を見極めなければならない。

例えば今、以前の様に37.5℃以上4日間以上の人だけの検査結果を纏めたら毎日の感染者数がどの位になるだろうか。こうして始めて、4月の感染流行の山と比較して、拡大しているのか減少しているのかが明確になる。

こういう正確な感染状況も不明のまま闇雲に検査数を増やしても、自分達がどこにいるかも判らずに戦っているようなものである。まずは自分達のいる場所を冷静に考えどちらに進めば良いか作戦を考える事が重要である。

このままではどちらに進むのかも判らずに闇雲に前に進んで八甲田山の様に遭難してしまうのではないだろうか。そうならない為にも定点観測が必要なのだ。正確な感染状況を掴むために是非必要なので早急に進めて欲しい。