新感染症紀元1年、新感染症時代の新しい考え方
- 2020.08.06
- アフターアース
新感染症のパンデミックは間違いなく歴史の1ページになっている。新感染症前と新感染症後では全く違う世界が展開していくだろう。いや、ワクチンが出来ればまた以前の様な世界に戻るという見方もある。しかし、ワクチンの効果は3ヵ月とか未知数の所もあり、まだ予断は許さない。
また殆ど無症状の若者が副作用があるかもしれないワクチンを打つのは、自分の為と言うより高齢者の為なのでインセンティブも余り働かない可能性もある。日本では殆ど抗体が出来る前に自然免疫で治癒してしまうという話もありワクチンが普及するかどうかも分からない。
では私達はこの感染症とどう向き合っていけば良いのだろうか。感染が広がっても皆無症状なら問題はない。問題は一定の割合で重症者になる人がいて、一部が死に至るという事だ。だからワクチンが出来れば使えば解決するのだろう。
この第2波では今のところ重症者が少ない。これがどの位の割合になるかが問題。これからもっと増えてくる可能性があるので要注意だ。まだ少ないとはいえ死者も出てきているので安心ではない。
他に、後遺症の問題もある。若い人でも後遺症に苦しむ人が出るとか。これがどの位の割合なのかが問題です。
最近、弱毒化という話も聞くが、これが人為的に起こせれば一番良い。重症者が少なく、死ぬ人も極僅かなら、感染者が増えても問題ないはず。
弱毒化した新感染症ウイルスをばら撒いて蔓延させると弱毒化した新感染症が優勢になるので弱毒化を加速出来そうだ。いや、それってワクチンでしょう。いや自然に任せるからワクチンではない。しかし新感染症は変化を繰り返すから、そこを人為的に介入しても上手く制御出来るかは未知数であり危険は伴う。失敗すれば手を付けられなくなり、責任も背負う事になる。
やはり、この事態を、どう把握して解釈するかに尽きるのでしょう。ブラジルの様に経済優先に突き進むか。インドは制御不能だ。米国は制限と経済で揺れている。日本も規模は小さいが迷っている。この現象をどう割り切って行くのかが問われているのかもしれません。
-
前の記事
大阪吉村知事はうがい薬にどうして飛びついたのか 2020.08.05
-
次の記事
テレビ局は無能か、これは酷い助かる命も助からない 2020.08.07