大阪吉村知事はうがい薬にどうして飛びついたのか

大阪の吉村知事はどうしてうがい薬に飛びついたのか？それはやはり知事としての立場が引き起こした面もあるようだ。治療するわけではない、うがい薬。そこには感染者数だけが減ってくれれば良いという、自分達の都合だけが垣間見えないだろうか。

「うがい薬は新感染症の予防に？」WHO「いいえ、科学的根拠はありません」と公式見解

この中で最後に吉村知事はこう言っています。「新感染症を予防できるわけではありません。感染を防ぐ効果が認められたわけではない。人にうつすことを防ぐ、感染拡大防止に寄与する可能性がある。重症化を防ぐ可能性は今後臨床研究する」

つまり新感染症の治療より、感染拡大防止に重点が行っている事が判ります。まぁ、感染防止が最大の治療と言えない事はありませんが。ここ数日、大阪が最大の急増を見せているので、これまで東京より人口比で見ても圧倒的な感染者が少なかった大阪では東京に染された感があるのでしょうが、余程切羽詰まった勇み足の観も否めません。

政治家としては兎に角新感染症が消えてくれれば良いのですから内容はどうでも良いというのも極論ですが本音でしょう。兎に角大阪の感染拡大を止める事を最優先課題にしてそれに上手く合致した研究結果が出たという事で舞い上がってしまったというのが実情でしょう。

瓢箪から駒でも、誤りから真実でも、偶々偶然でも、まぐれ当たりでも構いませんが、これが本当に感染拡大に効果が有ることを願って止みません。

吉村洋文大阪府知事が“ポピドンヨードうがい薬”は「万能薬、治療薬でもなんでもない」